ムーミン展in札幌


行きたくて行きたくてどうしようもなかった「ムーミン展」!とうとう行けました!
ムーミンといえば以前はスナフキンとミーしか知らず、彼らの関係性(彼らが異父兄弟)について知ってからというもの、スナフキンのミーに対する微笑方というのがどうも優しく感じられるようになり、それからムーミンスナフキン&ミー限定で)好きになったという始末。
が、好き好き言ってる割にムーミンの本読んだことないし、なんてあたしは失礼なんだ!とわけもわからず自分に対して憤慨し、25歳になってようやくムーミンの本を手に取ったわけでございます。
とりあえず読んだ感想は「変な物語」だと、ムーミンファンに刺されそうなことを思いましたが、絵はとてつもなく可愛い!!アニメ版のムーミンなんか目じゃございません(笑)。あの、やる気のない顔だったり、意外とダークだったり、冷めてたり、そんな結構シュールな絵にどんどん惹かれてしまいました。
ムーミン展はトーベ・ヤンソンの初期に書いた絵から始まり、ムーミンの物語の内容に沿って展示されていました。本を読んでから時間が経っているので、ムーミンの世界に久しぶりに舞い戻ったようでとても心地が良かったです。
そういえばヤンソンが『不思議の国のアリス』の表紙を書いた作品も展示されていたのですが、ある子供がそれを見て、「これは怖すぎて駄目だね!」と批評していました(笑)。ムーミンの絵も思うのですが、全体的にヤンソンの絵は大人向けですよね。まあ、そんなシュールさが私は大好きなんですけどね。

ムーミン谷公式HP
http://www.moomin.co.jp/index.html

サガン−悲しみよ、こんにちは−


わずか18歳で書いた本『悲しみよ こんにちは』が世界的大ベストセラーとなり、有り余る財産と名声を手に入れた女性、フランソワーズ・サガン。彼女の半生を描いた作品。
恥ずかしながら今までサガンという女性も、彼女の著作も読んだことがありませんでした・・・。著作はいつか読んでみようと思いますが、彼女の半生、かなり衝撃的に描かれています。彼女自身の性格や価値観からくる生活や苦難もかなりあるとは思いますが、天才と呼ばれた小説家を含む芸術家というのは、やはり生きることそのものが大変なのだと感じます。サガンを見てすぐに思いつく日本作家といえば太宰。同じ人生を歩んだわけではないけれど、人が当たり前の生活を送るところを送ることのできない、なんというか、通常の人よりも何倍も何十倍も、下手したら何百倍も繊細に受け止めているのではないかと思うのです。同じ景色を見ていても、普通なら3つくらいしか気付かないところを、彼らは10も20も見つけてしまう。良いこともあるだろう。でも悪いことも同様にあるだろう。ある意味ひとつひとつを丁寧に受け取ってしまう彼らは、人と同じ生活をすること自体無理があるの様に思う。
サガン役を演じたシルヴィ・テステュー。18歳のサガンから69歳の亡くなるまでを一人で演じきっているわけだが、これが考えるとすごい。もちろんメイクや服装など外見を変えているせいもあるが、それにしても一人で演じきることというのは並大抵ではないと思う。彼女はサガンの話し方や癖をとらえて見事演じている。本物のサガンを見たことがない私は、サガンといえば彼女の演じたサガンをこれからも思い出すことだろう。

サガン』公式HP
http://www.sagan-movie.com/

人生に乾杯!


ハンガリーのとある年金暮らしの老夫婦が主人公。もらう額のあまりの少なさに家賃が払えず、しまいには電気も止められる始末。とても大事にしていたダイヤのイヤリングも手放すことになってしまい、考えた末に起こした行動、それは・・・強盗(笑)。立ち上がった老夫婦に怖いものは何もない。しかもどんどん上手になっていく強盗テクニック。そんな老夫婦をまぬけな刑事たちが追う。面白コメディ、だけれど結末はじんわり心が温まります。
予告からもう見たくて見たくて(笑)。お金に困ってやった強盗というよりも、愛する妻を守るために立ち上がる夫という感じで、とても見ていて気持ちが暖かくなります。何十年も寄り添ってきて、「今までありがとう、そしてこれからもどうぞよろしく」と言っている様で、決して激しくはないけれど二人の柔らかな愛が伝わってきました。こんな夫婦になれたらいいなと、誰もが思えることでしょう。必見です。(^ワ^)

『人生に乾杯!』公式HP
http://www.alcine-terran.com/kanpai/

首途八幡宮

今日も暑い!けれどがんばって歩いています!今日は源義経が道中の安全を祈願したといわれる「首途神社」にきてみました。「首途」と書いて”かどで”と読みます。
入り口の鳥居。あまり広そうに見えないのだが・・・。

意外と奥が広い。細道を通っていくとさらに鳥居と階段。

本殿。階段を少し上がったところにある。

なぜか鳩がいろんなところに。ところどころに鳩がモチーフで飾られている。

もちろん(?)絵馬も鳩。お守りも鳩でした。

HPによると鳩は八幡神の神使らしいです。

首途八幡宮

北野天満宮

只今京都に来ています。10月から京都に住む予定ですが、歩いてみてわかる、この寺社の多さ。寺社を巡って歴史や文化を吸収したいと思い、ちょっとずつ勉強しようかと考えています。
今日は菅原道真が祀られている北野天満宮に行ってきました。

天満宮入り口の鳥居。今日は暑くてセミも元気です。鳴き声があまりにも大きくて人の声が聞き取りにくいほど。


天満宮の名物といえば撫牛。境内には約20体いるそうです。撫でると頭が良くなるとか・・・。


いろんな色や大きさの撫牛がいて面白い。こいつは目が赤い。ちょっと笑ってるのがなんともいえず可愛い。


本殿。よくよく観察すると彫られている模様が美しく艶やか。


そりゃもちろんやってみました、運試し。

おみくじ箱を振って出た数字を言いに行く。私はなんと1番(人生で1を引くのは二度目。なんか奇妙な縁を感じる・・・)。大吉だがあまり調子にのるなとのお達し。・・・気をつけます;

http://www.kitanotenmangu.or.jp/

ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破


恋人に連れられて行ってきました、新エヴァ。序は見てないので話についていけるか心配でしたが、序はアニメ版とあまり変わらないのでアニメを知ってれば大丈夫とのこと。しかしアニメを見たのは随分昔。ちょい不安。
時間は金曜レイト。そんなに大きな劇場ではないが、それでも約200席。それがほぼ満員。意外な多さに驚く。
内容は確かに大まかな流れはアニメ版とそう変わらなかったが、新キャラの登場や3号機に鈴原トウジではなくアスカが乗っていること、シンジのレイへの想いやカヲルの出現などなど、今回で大きく流れが変わり新たな結末へと導かれていくことが予想される。
エヴァに関しては、私は全くといっていいほど知識が乏しいため、素直に感想のみを述べたいと思います。率直にまず、気持ち悪かったですwアニメ版を見たのが随分昔なので、当時も同じように思っていたのかわかりませんが、3号機を食う初号機の姿には少々吐気を感じました。アニメ版よりも画像が綺麗になり、精神的な部分の描写が減ったためかもしれません。なんとなくアニメのときの方が精神的にドロドロしていて、今回のように直接的な生々しさではなく、もっと心に闇を抱えて内部から溶けていくような気持ち悪さがあった気がします。それが今回はなく、その分リアルな(ある意味スプラッター的な)気持ち悪さが増長したのかなと思っています。
また、新キャラの登場がキーポイントになってるのかな?新キャラがいるおかげで、どの人間も(特にシンジ・アスカ・レイが)気持ち的に上昇志向になっている気がします。見ていて単純に「ガンバレ」と応援したくなる。もしかして新キャラはアスカの分身なのかなと推測してます。アニメ版では元気なアスカがみんなを引っ張る役目だった。でも闇を持っているから、そう単純にはいかず(というより他のキャラクターよりも極端な二面性を持っているのかと思う)、結果的に全ての人を闇に取り囲みダークな結末を生んでしまった。だから今回はアスカの持っていた元気で活発で上昇志向の塊のような新キャラを作り出したのかなと思いました。
どんな解釈や結果が待っていようと、とにかく新キャラクター(そろそろ名前で呼ばなきゃ失礼か・・・w)マリは、私の中で一番の好印象ですw見ていて気持ちがいい。最初はなんだこいつはーと思ったけれど、見ていくうちにどんどん好感度アップです。全てのキャラクターの中で唯一話をしてみたいなと思う。だってシンジとかレイだったらきっと殴りたくなるし、アスカは勝手に落ち込まれそうだし・・・w
次回作Qも楽しみです。あまりスプラッターじゃないのを期待しますw

ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』公式HP
エヴァンゲリオン公式サイト

カゴ?

あまった毛糸でカゴを作ってみました。が、微妙w

実は白と青の毛糸の太さが若干違うため、なんかちょっとおかしなことに。取っ手も一応ついてるのですが、あるんだかないんだかな状態。失敗です・・・(−_−;;)

参考本はコチラ

ナチュラル雑貨 (Let’s knit series―手あみcaf〓スタイル)

ナチュラル雑貨 (Let’s knit series―手あみcaf〓スタイル)

シンプルな色使いと可愛らしいデザイン。なかなか重宝してます。